〜映画「じんじん」撮影絵日記〜







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これは、絵本がだいすきな、ひとたちのおはなしです。

へいせいの24ねん。5がつのおわりころ
「じんじん」という映画の、さつえいがありました。

映画のさつえいたいは、おおぜいです。
北海道のまんなかあたり、旭川という町から、ちょっと北
剣淵という町に、みんなであつまりました。

5がつの28にち、わたしもひこうきで旭川へ。
ロケバスというくるまで剣淵へ、やってきました。
よく晴れた日でしたが、そとはまださむかったです。
ホテルへつくと、すぐに拉致されるように、絵本のやかたへつれてこれらました。
どうやら、絵本の読み聞かせの、れんしゅうでした。
はずかしかったけど、みんなぶっつけ本番でよみました。
いちばん面白かったのは、藤井びんさんが読んだ「ねんどろりん」という絵本です。
おはなしは、ぜんぜんなくて
「ずんずんぱ」「ずんずんぴ」「ねんどろりん」「びろーん」とかの、ちょっとおばかみたいな言葉だけの絵本です。
わたしの絵本よりおもしろかったので、ちょっとくやしかったです。

よるは、ホテルでちいさな宴会でした。



29にちは、わたしのさつえいの初日です。
わたしの役は、小山さんという、のうぎょうの大きなきかいを売っている人です。
小山さんには、このごろボケはじめたおとうさんがいます。
山谷初男さんが、そのおじいちゃん役です。あだなは”はっぽん”といいます。
佐藤B作さんが、”はっぽん”の由来などをねほりはほり聞いていました。

さて、さつえいがはじまりました。
”はっぽん”じいちゃんが、徘徊しているところを駅ではっけんされました。
わたしは、きゅうにくるまをうんてんすることになりました。
ひさしぶりに、まにゅある車のうんてんしたので、えんすともしました。
でも、なんとかOK!


このひは、まわりをながめてみると、はたけにはタンポポがいっぱいです。
そらには、ひばりも鳴いてとんでいました。


これが、そのたんぽぽの群生です。
育てているわけではないようです。菜の花畑と見紛うばかりです


つぎは、わたしのおくさん役の中田嘉子さんのとうじょうです。
中田さんは、大きなトラクターにのって携帯電話をかけています。
わたしより、ずいぶん目立つとうじょうです。あはははは。
さつえいの合い間に、B作さんが、萩原健一さんのオモシロいはなしをたくさんしてくれました。みんなびっくりしたり、おおわらいしたりしましたが、どれも少しあぶないので、ここでは話せません。あはははは。
わたしの役のモデルの方のお店には、大きな大きなのうきぐがいっぱいでした。
どれも、なん千まん円もするらしいです。たうえきも、こううんきも、おくすりを撒くきかいも、大きくて頑丈そうで、高いです。

そとがあんまりさむかったので、”しまむら”で服をかいました。
でもうすらさむい服ばかりでした。もう夏物ばかりです。

よるは、ホテルでB作さんをまじえて宴会のようなお食事会でした。


30にちは、さつえいはおやすみでしたが、リハーサルがありました。
みんなで、バーベキューを食べながらそうだんをするばめんです。
おおぜいがいっしょに出ているばめんは、リハーサルがひつようなのです。


31にちは、きのうリハーサルしたばめんのさつえいでした。
よるになるまで、待ちじかんがあったので、ゆうひをカメラでとりました。
ほっかいどうのそらは、ビルもなにもないので広いです。
ゆうひは、はたけのむこうのやまへしずみます。とてもきれいでした。
あと、ほっかいどうのこのあたりは、よる7じをすぎてもあかるいです。


左は摘んだばかりのたんぽぽの花。
右は、たんぽぽの種の綿帽子。夕陽は、綿帽子のむこうです。
面白い絵になりました。



これは車の後部ガラスに映った夕陽です。
これもきれいでしょう。


お陽さまががしずんで、いよいよさつえいかいしです。
うしごやのにおいがします。そのうしごやの屋根のむこうに大きな大きなしょうめいのきかいがあらわれました。よるなのにひるまみたいにあかるいです。
地元のひとたちがめずらしそうにけんがくしていました。
まっくらな田んぼからは、カエルのうたがいっぱいきこえていました。

バーベキューはほんもののお肉と野菜と魚です。
だからほんとうに食べていいのです。わたしは、せりふをしゃっべっていないときは食べていました。おいしかったです。ほんとうはビールものみたかったですが、さすがにそれはできません。
ひが暮れるとどんどんさむくなってきました。女子高生たちは、冬のスタジアムコートを着せてもらっていました。わたしは自前のうすぎです。
よる11じをすぎて、さつえいがおわりました。
ホテルでほんもののビールをのみました。あ、そのまえに温泉にもはいりました。泊まっているホテルは24じかん温泉にはいれます。こころもからだもあったまります。


6がつになりました。
きょうは、わたしはほんとうにおやすみです。ゆっくりねました。
8がつ9かにやる、コントみたいな落語のおしばいのだいほんをかきはじめました。
ホテルのなかのジムでトレーニングもしました。
やくしゃに、おやすみはないのです・・・なんちゃって(^0^)


2かは、みずうみのほとりでさついえです。
大正時代にできた人造湖で、そばにはレークサイド桜岡というホテルもあります。
きょうは地元のエキストラがおおぜいさんかしてくれました。
大やがいバーベキューたいかいです。
焼き方たんとうのおじさん・おばさん。わかものは、のうぎょうけんしゅうにきた都会の高校生の役です。

このひはとても暑かったです。きのうまでがうそのような真夏日でした。
女優さんたちは、みんなひやけどめクリームや日傘でひかりよけです。
わたしたちおじさんも、ことあるごとにひかげににげこみました。

しゅやくの大地さんたちは、きちんとせりふがありますが、わたしたちのようなおおぜいは、大きなだんたいのえです。いわゆる”ひきのえ”が多いので、どこをとっているのかわかりにくいです。それでもおおぜいであちこちいどうしたりします。
しばしのあいだは、わたちたちは”烏合の衆”でした。


さつえいのあいまに、ふうふ役の中田嘉子さんと2ショットのきねんしゃしんです。


湖をバックに記念写真。
さりげなく中田さんの肩にてをまわしているわたしです。



しゅやくの大地さん親子のわかれや、けんしゅうにきた高校生たちとおじさんたちのおわかれもありました。
山のむこうに陽がおちるころ、おおがたバスのさつえいもおわって、きょう1にちのしごとを終えました。


3かは、またまたおやすみです。
だいほんをかいて、東京とれんらくをとって、ストレッチをして
まあ、大したことのない1にちでした。


4か、きょうもおやすみ。
きょうはみんなで稚内までドライブしました。
つかっていないロケバスがあまっていたので、こうたいでうんてんしました。
大ぼけの田口さん、小姑っぽい藤井さん、無口だけどしっかりものの藤原さん、よく食べてよく寝るほんものの現役女子高生の光ちゃんがメンバーです。

わたしは北海道にはなんどもきていますが、最北端の稚内ははじめてです。

この日のようすは、わたしの個人HPのこのときの掲示板日記をよんでください。


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北へ、北へ 投稿者:小宮孝泰 投稿日:2012年 6月 8日(金)16時46分12秒

撮休の日に稚内方面にドライブしました。

北海道にはよく来ますが、日本の最北端に向かうのは初めてです。
小さめのロケバスを借りられたので、共演者同士で交代で運転の小旅行です。

北海道は広いし、季節も良いので快適なバス旅です。
行きは、わざと日本海側の海沿いのコースに遠回りして景色を楽しみました。
途中から海の向こうにうっすらと利尻富士が現れました。なるほど三角型の富士さんのようでした。
しかし利尻島って大きいんですね。それに山が高い。標高1800メートルです。
島と言えば、まず伊豆七島を思い浮かべてしまう僕の予想を超えたでかさと高さでした。
車でのんびり3時間半走って稚内に到着。
納沙布岬のそばにある「漁師の食堂」さんで、まずは昼飯。
この時期はウニ漁解禁、当然「ウニ・イクラ丼」である。盛りがたっぷりで1500円は安い。
獲れたてのウニは甘味だけでなく、心地よい苦味と時々カリッとした食感もあって美味い。
ホッケとナメタカレイの干物、ツブ貝も焼いた。どれも安くて美味しい。
食堂のおばさんの言葉に釣られて、皆でお土産も頼んで宅急便にしてもらう。


ちょっと食べかけですが、これが新鮮盛りのウニ・イクラ丼
この倍あって1500円は安いでしょ。




これはお店の全景。オートバイのライダーや、自転車のチャリダーがどんどん来るらしい。
この近所の店より断然安かったので、稚内のおススメ店です!


納沙布岬は、かなり強い風が吹いていた。
共演者の田口さんという役者さんが『デジカメの自動シャッターで皆で撮りましょう』と言うので、『こんな風の強い中で小さなカメラに三脚を立てても、デジカメが倒れちゃうよ』と、皆が反論した。
田口さんは撮りたいと主張。
仕方がないので、他の皆が納沙布岬をバックに並んだ。
後からタイマーを押した田口さんが列に並ぼうとやってくる。
タイマーの音が「ジー」。カメラの明かりが点滅して、皆が「5、4、3…」と数え始める。「2」を数えた頃に突風が吹き、カメラが台の向こうに倒れて落ちた。
見えなくなったカメラのシャッタ−音が、台の向こうで「カシャッ」と鳴った。
コントみたいなギャグの落ちだ。皆で大爆笑である。
田口さんだけが、『おかしいな』みたいな顔をしていた。
後でデジカメの画像を確認したら、青い空だけが写っていた。
暢気な我々である。


次に田口さんが撮ってくれた写真をご紹介します。
田口さんは凝り性です。



自動シャッターで、全員で撮りました。
後に薄っすらと見えるのが利尻富士です。分りますか?



女の子の髪が風にあおられています。強い風を分ってもらえますか?
ここが納沙布岬です。

北へ、北へ2 投稿者:小宮孝泰 投稿日:2012年 6月 8日(金)18時48分56秒
納沙布岬では水族館も見学。
ゴマフアザラシに有料の餌をやろうとしたら、すごい勢いで近づいてくるのでビックリ。餌の魚に飛びついて、ザブンと水しぶきがかかってまたビックリ。可愛いとは思えなかった。
回廊の水槽の中には、巨大なオオカミウオやオヒョウなんかが泳いでいるのに混じって淡水魚であるはずのイトウもいた。これがまたでかい。説明書きを読んでみると、徐々に海水に馴らしたと書いてあった。人間は何でもやらせるなあ。

そして更に北東へ移動。
稚内市のもう一つの岬、日本最北端の宗谷岬に向かう。
ここも風が強いし寒い。
記念撮影の観光客が引っ切り無しにやってくる間を縫って、田口カメラマンの撮影タイム。
さすがに今度は皆で分担して並ぶ。

展望台に上ると、目の前は視界が270度くらいの水平線。やはり最北端は違う。
ここは戦前は海軍の重要な見張り台だったようである。
悲しい記録を刻んだ碑や、平和を願う塔も立っている。
「最北の味・帆立ラーメン」の暖簾を見たら、さっき食べたばかりなのに皆の食欲をそそった。
5人で2杯のラーメンを許可してもらって注文。結構美味かった。


わざわざ背中向きで撮りました。でもなかなか良い写真ですね。
向こうの海は、日本海とオホーツク海の境です。




帰路は、山道・陸の道を真っ直ぐ南下して剣淵へ。
地元の方たち手打ちの蕎麦を頂いてホテルに帰った。
この日は月食。金環食に続いての天体ショーを、主演の大地康雄さんがしみじみ眺めていた。

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えほんにっきに戻ります。

5か、まだおやすみ。
ごぜんちゅうはホテルでじてんしゃをかりて、士別という町をたんけんしました。
かわをわたる橋にさかみちが多いのがすこしたいへんです。
でも、町のはんかがいは少しはしれば、はじからはじまでこいでいけます。
駅もかわいらしい小さな駅で、せんろは単線、列車はでんしゃではなくて、ディーゼルです。えきまえには、ぽかぽか陽気をあびて客まちのタクシーが3だいくらい止まっていました。じかんがとまっているようでした。

ごごからは、おじさん4にんでパークゴルフをやりました。
はやしやバンカーなど、コースもへんかがあっておもったよりたのしめました。
というより、まけずぎらいのわたしはむきになっていました。
でもまけました。
いちばんうまかったのは田口さんでした。




6か、おやすみも4かめです。
きょうは女子高生4にもつれて、ゆうめいな旭山どうぶつえんにいきました。
おじさんたちはめいわくでしょうから、ついたらじゆうこうどうにしました。
おじさんもだんだんバラバラになり、わたしはひとりでゆっくりけんぶつしました。

もうじゅうかん。トラもライオンもねています。
ぺんぎんかん。いがいにくさかったです。カプセルからかおをだして、ぺんぎんのめせんでながめました。
オランウータンかん。いろんなところにのぼってげんきでした。
ちんぱんじーかん。とうめいなやねのうえに、いきなりどさっとちんぱんじーがおりてきてビックリしました。
はちゅうるいかん。ワニがびくともしませんでした。

あざらしかん。パンフレットでもゆうめいなとうめいな支柱の水槽をごまふアザラシがかわいいかおでおよいでいました。ときどき水中でとまって、ガラスにはなをこすりつけるようにして、けんぶつのわたしたちのかおをのぞきます。
だんたいりょこうの女子学生たちが、きゃーきゃーいってしゃしんをとっていました。
みおわってあざらしかんをでると、かみなりとこうずいのような雨です。

すこしあめがやんだときに、しゅうごうばしょにかけつけました。
4にんの女子高生はあめでびしょぬれでした。
わたしはかさをもっていたので、ちょっとしかぬれませんでした。
さきについたらしい田口さんと藤井さんは、なにくわぬかおでソフトクリームをたべていました。
おじさんはぬけめがありませんなあ。

おひるは「みずの」の生姜らーめんをたべました。
ここは知る人ぞ知るの、ゆうめいてんです。
わたしもなんねんかまえに、さっぽろのともだちにつれてこられました。
めんとスープはふつうですが、すりおろした生姜がどくとくなあじをかもしだして、おいしいです。おみせにはげいのうじんのサインがいっぱいです。
わたしがいぜんにきたことをおぼえていたおかみさんが色紙をもってきたので、わたしもかべのサインのなかまいりをしました。

じかんがあまったので、旭川のりっぱな駅びるでおみやげのおかいものをしました。
女子高生たちが、ここぞとばかりにすっとんでいきました。
みんなかぞくや、おともだちや、かれし?にかっていくのでしょう。てにはおかいものがいっぱいです。こんなときは、やっぱりとしそうおうの女子高生のかおになるんですね。
いちばんのにんきは「白い恋人」できまりです。
わたしは六花亭のフリーズドいちごもすきです。

ゆうがた5じから、みせをあけたばかりの「独酌三四郎」でいっぱいやりました。
ここはB作さんのおススメのいざかやです。
たしかにふんいきがあります。おとおしの「酢大豆」もおいしかったです。
笹竹のたけのこもちんぴんでした。でもでも、なかでもおぜっぴんはB作さんおススメのオスのししゃもでした。よくしっている子持ちししゃもではなく、はらのやせたししゃもです。でもこれがみためとちがって、あぶらがのっていてばかうまでした。 おじさんたちのにほんしゅがすすんだことはいうまでもありません。
女子高生には、ばすでたいきしてもらっていましたよ。ごしんぱいなく。


7か、ひさしぶりのおしごとです。
佐藤B作さんのいえに、なかまがおしかけるばめんです。
剣淵のまちの創作絵本コンクールに、東京のしゅっぱんしゃから賞金のきふがおりるとほうこくしにやってきたのです。
せまいだいどころに、おおぜいおしかけてくるので、カメラに写るいちをさがすだけでもたいへんです。かんとくさんは『おとなのルールで、おねがいします』といっていました。かんとくさんはわたしにもきをつかってくれて、『小宮さん、こっちへきたほうが写りますよ』とか、たすけぶねをだしてくれました。

この日は、にゅうどうぐもがなつみたいにきれいだったので、きねんにパチリ。


どうです、にゅうどうぐもとはたけのでかいこと。大きなトラクターも小さくみえます。


おひるごはんは、地元のかたの炊き出しがありました。
とれたてのやさいもおいしかったです。
えいがのだいほんにもあった、めいぶつの”でんぷんだんご”というのもたべました。おもったよりあぶらっこかったかな?でもあまくておいしかったです。これがこのまちのおかしだったんですね。
剣淵の道の駅で、とくせいのめろんぱんもかいました。女子高生のおススメです。たしかにめちゃやわらかくておいしかったです。ついでに、くんせいのたまごも買ってしまいました。なんでも、みるとめがほしがります。



8か、きょうはさいごのおやすみです。
西田くんという、ふるいともだちにあいました
西田くんは、渋谷の神泉というえきまえのライブハウスでしりあいました。ここは、わたしが常連のみせで、ビートルズがだいすきなひとたちがあつまるみせです。
西田くんは、そこではたらきながら、ジョン・レノンばりの高音で、ギターやキーボードをえんそうしていました。でも、剣淵のとなりの和寒(わっさむ)というまちのお父さんが亡くなって、そのスナックをまもるために北海道にかえってきたのです。和寒には、わたしもなんどかきたことがあり、落語や独り芝居をやりました。
きょうは、西田君に甘えてきんじょのドライブです。

和寒のきょういくいいんかいにいって、きょねんの落語会のお礼を言いました。
ドライブのとちゅうで、大きな大きなたんぼをみつけたのでパチリ。
おうちの大きさときらべると、たんぼの大きさがわかるでしょ。





朝日町のサンライズほーるにもいきました。
ここは、日本でいちばんすてきな、地方のこうきょうホールだとつねづねわたしが吹聴しているところです。きゃくせきは300くらいで、つかいやすいみやすい大きさ。地元のお母さんたちのおりょうりきょうしつもついていて、しゅつえんしゃにはてづくりのあたたかいごはんを食べさせてくれます。稼働率もよくて、いつでもなにかおもしろいものをやっていて、おきゃくさんは札幌や旭川からだってきます。
それは、かんちょうの漢(はた)さんのしゅわんの賜物です。その漢さんに会いにいきました。おひげの漢さんはなつかしいともだちのようにむかえてくれました。
東京のおしばいのはなしもたくさんしました。
でも、きょうのしゅうかくは落語のおはなしでした。漢さんはそうとうな落語好きのようで、蜃気楼流玉(しんきろうりゅうぎょく)というさいきんふっかつした芸名の、先代、といっても昭和の戦前から戦後すぐにかけて生きていた落語家さんの自筆の手記をもっているのです。
らいねんわたしは、新しい独りしばいをやります。ずばり落語家さんをテーマに、だいめいも「先代」ときめてありました。だからこのしりょうはわたしにとってもたいへんきちょうです。なかみをパソコンのふぁいるにしてあるそうなので、さっそくCD−Rにおとしてもらいました。
なかみをちょっとのぞいたら、あまりのたっぴつでかいどくにはじかんがかかりそうです。でもがんばりますよ。漢さん、まことにありがとうございました。
きょうは、すっかり西田くんをアッシーにつかってしまいました。
でも『面白い話をいっぱいきけたのでよかったです』とよろこんでくれました。


9か、わたしのさつえいはさいごのひです。

この日のようすも、わたしの個人HPのこのときの掲示板日記をよんでください。

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さよなら絵本の里 投稿者:小宮孝泰 投稿日
:2012年 6月10日(日)23時49分16秒 北海道長期滞在を終えて帰京しました。
昨日は、今回の最終ロケ日。創作絵本コンクールの読み聞かせと受賞作発表の場です。
剣淵町の方がエキストラで大勢参加してくれました。
朝から晩まで、時間で3交代制のシステムで全面協力でした。
剣淵中学の女子ブラスバンド部も素敵な応援演奏を奏でてくれました。
佐藤B作さんを始めとする我がおじさん読み聞かせ隊は、彼女たちの演奏する「クワイ河マーチ」で入場です。おじさん達はサービス精神旺盛なので踊りながら登場したら、監督から『はしゃぎ過ぎです』とたしなめられました。
本物の読み聞かせの方々のイメージが壊れるそうです(^0^)

夜9時ころ、全ての撮影を終えて壇上で出演者や参加者に花束の贈呈がありました。
主演の大地康雄さんも握手で労をねぎらってくれました。
メインキャラの女子高生たちは、心なしか涙ぐんでいるようでした。

参加してくれたエキストラの子供達が帰りがけにお弁当を受け取りながら、『楽しくて、おまけにお弁当ももらえて良かった』と言うのが聞こえてきて、私たちも暖かい気持ちで2週間のロケを終えたのでした。

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よるはB作さんのしきりでうちあげでした。
まず、おすしやさんです。
あわび、かに、ほっきがい、どれもめちゃおいしかったです。
さすがに北海道は、こんな内陸でも、魚介類がおいしいんですね。
それからすなっくにいって、カラオケたいかいです。
午前2じまで歌っていました。こんなよふかしははじめてでした。


10か、剣淵ともおわかれです。
ほとんどのしゅつえんしゃが、きょうのひこうきでかえります。
きのうのすなっくのおねえさんが、くうこうまでみおくりにきてくれました。おめあては、いちばんわかいおとこのはいゆうさんでしたけど(^0^)

旭川空港を飛び立った機内から見た北の大地は、緑の濃い畑や、キラキラ光る薄い黄緑の田んぼがパッチワークのようにきれいでした。

これで、えいが「じんじん」えほんにっきは、おしまいです。
またね!



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